天気だけはよさそうな土曜日。
先週末は風のため予定していた釣りが連続で中止になったので
当初予定にはなかったが
いつものように前夜飛び込みで、京(kei)さんでタイラバをすることに。
時期的にタイは産休中?
産卵に関係ない中小型の釣りになりそうな予感がするが
タイは一度に全ての卵をはたかずに何回かに分けて産卵するみたいで
まだ真子や白子を持っている個体もいるようだ。
最近は浅場でないと食わないようで
狙う水深は15m前後だそうな。
出港から10分ほどの近場で釣り開始。
今日は満ち8分から引き潮いっぱいを釣る潮なので
朝イチの満ち終わりに期待。
水深は12m … 浅っ!!
バーチカルでは魚の補食レンジを一瞬で通りすぎてしまうので
キャストして横引き作戦。
最初の流しから
ゴンゴンって
ヨンマルサイズが食ってきた。
今が時合いに違いない。
釣れているうちに1匹でも多く釣っておかないと
時合いはそう長く続くものではない。
その後2,3度アタリはあったものの
バラシ連発で
朝の満ち潮は1枚のみで終了。
今日のポイントは超近場。
船から我が家が見える?
引き潮はスーパー後流れになるので
バーチカルでは対抗できそうにない。
ひたすらキャストをして先流れの方々とは別のラインを攻めないと。
キャストして最初の巻きでヒットする確率が高いようだ。
約30mキャストするとラインの角度は斜め45度ほどになる。
そうすればバーチカルと比べて捕食レンジを1.5倍ほど長く通せる。
10回ほど巻いては落としの斜め引きを5回ほど繰り返し
残り5回ほどはほぼバーチカルで。
そして再びキャストというパターンで通す。
チャリも多いが中型サイズもポツポツ当たってくる。
アタリを出すのに重要なポイントは
タイラバのカラーや巻きスピードより
底に付く直前の2mと底から跳ね上げる着底直後の2mではないかと思う。
タングステンのタイラバをスプールフリーでスコーンと落とすとどうしても糸ふけがでる。
着底ごすぐに巻きはじめても底で0.2〜0.5秒動かないタイムラグがでるはず。
だからそろそろ着底かと思ったら
スプールに触れる親指のテンションをほんの少しだけかけて
糸ふけをとると同時にタイにゆっくり見せてやる。
そして着底後はコンマ1秒でも早く底を離す。
底から2mを他の方よりゆっくり見せて、他の方より速く跳ね上げることが
タイラバでアタリを多くとるコツのような気がする。
今回も形状や素材、カラーの異なる2タイプの極細カーリーミックスで。
この時期、ほとんどの方が使うことのない(というか売っていない)黄色をメインに。
シリコンではなく天然ゴムをローリングカッターで自作したグリグリカーリー。
アタリは途切れることなくあるのだが
コツンで終わったり
巻き上げ途中でバラシたりと
かなり手強い。
またチャリかと思ったら
ちょっとマシなサイズ。
この♂はまだ白子を持っていた。
引き始めの時合いで立て続けにヒットさせたが
潮が速くなるとアタリも遠くなり
そこからは放浪の旅へ。
当たらない・釣れないことはないんだけど
時合いではないのかチャリサイズがじゃれにくるようなアタリばかりで
小型がたまに釣れる程度。
結局最後までヤマ場はなく終了。
魚は全て船頭さんが絞めてくれて
整列!
産卵に関係ないようなチャリサイズが約半数。
8人で29枚?
アタリは結構あったのだが、半数はバラしてしまった。
ほぼ後流れだったことを考えれば、アタリは拾えた方かも。
産卵後の荒食いも もう少ししたら始まりそうな感じかな?
本日の釣果 マダイ 〜56cm 11匹